早稲田学生日記

大学の講義,読書,日常生活,人との関わり合いから学んだことをまとめる学習記録

海外で学生の投資は当たり前!?アメリカで学んだ 「投資とInvest」

投資バカの思考法

著作 藤野英人

 

この本からトピックを出すのはなんと3回目!

かなり学びが多かったという証拠。

 

今回は題名と関わりのある「投資」に対する

日本人の考え方と外国人の考え方を

僕のアメリカ留学の経験をもとにまとめていく。

それから本で読んで学んだ

「投資」の語源に絡めて投資について考える。

 

最初は僕のアメリカ留学の境界の話から。

留学先はアメリカのボストン

(野球の投手松坂のいたRED SOXの場所!)

(バスケだとカービーアービングのいるCeltics!)

 

ボストンに留学している間

毎週木曜と土曜日の夜にクラブに遊びに行ってた笑

僕の親友の韓国系アメリカ人は

「アメリカでは木曜から華金だぜ!」

みたいなことを言うほど!笑

 

ただアメリカのボストンのクラブは

日本とは違ってとてもクリーンな場所。

 

例えば、

・来るのはほとんど大学生しかいない。

 (オラオラ系の人は一人もいない)

・クラブが閉まるのは夜の2

   (クラブに限らず全てのお店が閉店する)

・みんなが音楽・ダンスを楽しむために来ている。

・普通に友人を作れる場所。

 

これが僕の感じた、そして現地の人が言っていた

アメリカ(ボストン)のクラブの特徴。

 

おそらくボストンのクラブは全部そんな感じだった。

(他のアメリカの地域はわかりません)

ボストンは元々学生街で、

頭のいい大学が多いのも影響していると思う。

(ボストンにはMITとハーバードがある)

 

週に二日も通っていたこともあって

たくさんの友達ができた。

 

その中でもデンマーク人の男と

アメリカ人の女の子一人とかなり仲良くなった

 

 

彼らはバイトをしていないと言っていたが、

いつも飲み物の料金を気にしない様に見えた。

(僕はお店だと値段が高いから行く前に結構飲んでた笑)

 

クラブではなく普通に会っても、

お金には全く困っていない雰囲気だった。

 

そこで僕は

「聞きづらいけど毎月どのくらい親からもらってる?」

と聞いた。

イケメンデンマーク人:「もらっていない」

僕:「どうやって金やりくりしてるの!?」

イケメンデンマーク人:「投資」

 

この会話をしたとき「投資!?」

と驚いたのは一年前だったけど、

いまだにはっきりと覚えている。

 

アメリカ人の女の子の方も投資をしていて、

お母さんにやり方を教えてもらったらしい。

(高校生の時に教わったらしい)

 

親が高校生に投資を

教えるなんて日本では考えられない。

 

しかし、

このアメリカ人とデンマーク人の大学生は

投資は日常生活・留学生活を成り立たせる上で必要なスキルだったのだ。

その後、他の人にも少し聞いてみたが、

4人に1人くらいやっている感じだった。

 

日本語では「投資」

これは漢字から考えて「資を投げる」と捉えられる。

自分の持つ資金で株を買うことや

資金を外貨に変える事はお金を手放す様に感じる。

 

一方で英語では"invest"

語源はラテン語のinvestire

資金に何かを付加して新しいものにするという意味。

自分の資金をより良いものにするというのが

"invest"の言葉には含まれているのだ。

 

語源の違いが日本人の

「投資は危険だ」

「投資をしたら破産する」のような

考えを作ったとは言い切れないけど、

何かしらの関わりはあるのかもしれない。

 

去年の今頃は現在ほどSNS上で

ビットコイン・株式投資・FXの広告は多くなかった。

しかし、最近ツイッターやインスタでのビットコイン・株式投資・FXのアプリ広告が急増している。

 

少しずつ日本の「投資」に対する考え方も

変わってきているのかもしれない。

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行動できない人必見!行動を止める要素とは?

 

投資バカの思考法(著作 藤野英人)

 

前回と同じ本ですが、この本には学びが多かったからもう何個かまとめていきます。

この本は題名は「投資バカの思考法」だけど、それは投資に対する思考法でありながらも投資バカと呼ばれる人の人生に対する考え方・思考法をまとめた本です。

投資の知識が無くても読めるし、投資に興味がある無しに関係なく今後の生き方・行動の参考になるのでかなりおすすめです。

 

それでは今日のテーマは「行動できない人」

 

 

山ほどいる行動できない人

多くの人は自分のやりたいことや願望がある。

「早寝早起きできるようにしたい!」

「いつか独立したい!」

「このブラック企業を辞めたい!」

「自由になりたい!」

みたいな感じで生活習慣を筆頭に仕事・勉強・夢とやりたいこと願望の種類はたくさんある。

 

 

こういった願望に対して出てくる考えは、

「まだはやい、、、」

「自分ではできる自信がない、、、」

「周りからどう思われるか気になる、、、」

「恥ずかしい、、、」

といったマイナスの考えや感情である。

 

この様な感情から自分のやりたいこと・願望を諦めてしまう様な「行動できない人」が多いと藤野さんは言う。僕自身も思い当たる節があるし、読んでいるあなたにも人生に一度はあったはずだ。

 

 

なぜ行動できないのか

行動できない理由は静止摩擦に例えると分かりやすい。そもそも「静止摩擦力」とは何か。簡単に説明する。

動摩擦と静止摩擦

そもそも「摩擦」は「動摩擦」と「静止摩擦」の二つ存在する。動摩擦は動いているモノに対して働く摩擦で、静止摩擦は動いていないモノに対して働く摩擦である。どういうことか。

例えば、スキーをしているときに、最終的に止まってしまうのは雪とスキー板の間に生じる「動摩擦」のためだ。一方、動かそうとしても動かない大きな石に働いているのは「静止摩擦」だ。静止摩擦力は、モノが動かないときに働いている力の大きさのことである。そして「動こうという力」が「静止摩擦力」を上回った時にモノは動く。

 

人に働く「静止摩擦力」

「自分にはできない」という思いは「静止摩擦」、「自由になりたい」という思いは「動こうという力」に例えられる。つまり、この「動こうという力」が「静止摩擦力」に上回れば人は行動できるようになるのだ。

そして一度動き出せば案外動き続けられるものである。というのも「静止摩擦力」は「動摩擦」よりも大きいからである。一度動き出せば同じ力をかけ続けていれば止まることはない。つまり、行動し続けることができるのである。

 

それでは、行動するのに必要な「動こうという力」を高めるものは何か?

 

行動する力を高める方法は?

 

苦しみの三要素

「行動できない人」に必要なのは環境の変化を恐れずに動き出すことである。これに関連して人間の苦しみの三要素を考えると行動しやすくなる。

その三要素は ①人間関係 ②仕事 ③健康 である。

 

この三つの要素を

ブラック企業を辞めてい人を例に当てはめると,、

①築き上げてきた人間関係を捨ててはいけない。

  というルールはない。

②一生同じ会社に勤めなければならない。

   というルールはない。

③働き過ぎて身体も心も壊れてしまったら元も子もない

このようになる。

 

こういったルールでもないのに、日本でルール化されてしまったものに囚われるのではなく、自分をルールから解放して考えること。これが「静止摩擦」に勝つ「動こうという力」を高める方法である。

 

スティーブジョブズもやっていた

少し話がずれるが、有名なスティーブジョブズのスタンフォード大学の卒業式のスピーチでも、「静止摩擦」を取り除く言葉を言っている。

 

「もしも、今日が自分の人生最期の日だったら、今日自分がやろうとしていることは本当にやりたいことなのか」

この問いを33年間毎朝自分自身にしてきた。

 

 

これは自分のやりたいことをする行動へと導くスティーブジョブズなりのやり方だったと思う。この言葉でスティーブジョブズは自分の静止摩擦を取り除いていたのだ。

 

まとめ

行動できる人になるには、人間の苦しみの三要素を取り除くこと・払拭することが大事という事です!そして、それの具体例がスティーブジョブズの「死と向き合う」ことでした。

きっと人それぞれ静止摩擦を取り除くやり方があるのだと思う。行動できない人はまずそれを探すのが良いのかもしれない。

僕もまだまだ静止摩擦があると思う。読書やスピーチ・人との会話を通して自分なりの静止摩擦の取り除き方を見つけていきたい。

 

 

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完璧主義はダメ?「未完成こそが最強の戦略」

投資バカの思考法

著者 藤野英人

 

この本には題名からもわかるように

株式投資の際のマインドを中心に書いてある

 

しかしその内容は投資のマインドだけでなく、

仕事や趣味などあらゆるものにも当てはまる話が多かった

そこで今回は僕が最も共感した考え・指針をまとめておく

 

「未完成こそが最強の戦略」

 

日本には昔から完成・完璧は良くないという考えがある

例えば「満つれば欠くる世の習い」という言葉

 

これは完成するとあとは壊れていく・崩壊していくだけ

という意味

 

このことから

あえて完成や完璧までには事を進めず、

欠陥や不十分な点を残しておくのが

成長や発展に繋がるという教訓がこの言葉にはある

 

確かに完璧にものを終わらせてしまった後に

ミスを見つけると

そのミスのせいで全てを

やり直さなければならないことがある

 

この「満つれば欠くる世のお習い」精神で有名なのは

日光東照宮の陽明門

陽明門のところにはいくつか柱があるのだが

一本だけ逆さになっているのである

 

実際に僕もガイドさんに説明してもらったのを覚えている

 

「建物が完成した瞬間から崩壊が始まる。わざと未完成にする事で、建物が崩壊しないことを家康は願った」と

 

「変化に柔軟に対応するために、崩壊を避けるために、あえて不完全を目指す」

 

 

これは投資だけでなく仕事や勉強にも生かせると思う

 

例えば

 

「時間・量をきっちり決めた

抜かりの無い仕事・勉強計画」

 

これは聞こえはいいけど一度うまくいかないと

そのあとの計画も一気に崩れてしまう

夏休みの宿題計画や受験勉強などで

多くの人は経験したと思う 

 

完璧な計画を立てるのではなく

毎日・毎週にある程度の余裕を持たせた計画が

成功に繋がると思う

 

ちなみにこの思想は縄文時代のころからあったらしい

おそらく読んでる人も共感できると思うから

日本人の文化的精神の一つなのだと思う

 

少し話が変わるが

高校のサッカー部のコーチと話したときに

人とコップと水のたとえ話を聞いた

 

手帳やスケジュール帳を

予定でいっぱいに埋めたがる人がいる

これは毎日何かの予定を入れたいタイプの人だ

この人をコップに例えると満杯の水の入ったコップである

 

この人は何か新しいことを始めようとしても

始めることは出来ない

それはコップの中身がいっぱいで

新しい水をコップに注げないのと同じである

もはやコップの水を捨てる時間もない

 

毎日予定でいっぱいにするのではなく

何もない日があった方が良い

コップにちょうど良い量の水を入れておくのだ

 

そうすると自分を見つめなおす時間ができて

いらない水(予定)を排除できるし

新たな水(やりたいこと)を

注げるコップになれる

 

大学生は大学生で、社会人は社会人で忙しいと思うが

忙しさに満足するのではなく

余裕を持った生活に満足できる人でありたい

 

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毎日なんとなく生きていませんか?日々の生産性を上げるTo Do List

「仕組み」最小の時間と労力で最大の成果を出す仕事術

 

みなそれぞれやるべきことを毎日抱えている

そして、そのやるべきことが多くなった時

(もしくは多く見えたときに)

「時間がない」「もっと時間があれば」と言う

僕自身も最近は時間がないし、

もっと時間があればと思うときはある

 

しかし時間は有限であり、

時間の使い方が上手な人は

人生を楽しみながら自分の夢を叶え、

時間の使い方が下手な人は

人生を大変だと思いながら自分の夢を諦める

 

この本で自分のやるべきこと(タスク)や会社のタスクを

「作業系」と「考える系」に分類し、

「仕組み」の力で「作業系」のタスクを効率的に対処し、

「考える系」の時間を増やし、生活を豊かにする

その方法を教えてくれた

 

さらには続けるための仕組みも書いてくれている

このブログもそれに基づいて実践している

 

この本で一番大事だと思ったことは

To Do Listの作成だった

このTo Do List の作成に利点が3つある

 

①自分のタスクが「明確に」わかる

頭の中で「あれもこれもやんなきゃ」と考えることは

結局それぞれのタスクがぼんやりとしてしまい

忙しいという意識だけが先行してしまう

To Do Listの例として

僕の場合リフティングスクールを挙げて説明しようと思う

・検定作り

・動画作り

・上手な教え方

・スクール時間の使い方

・毎週の連絡

・今後の実施方針

などやるべきことはたくさんある

もちろん他にも大学の課題・インターンシップ・

パフォーマンスなどもあるから

頭の中にすべてこれを記憶しておくのは僕にはできない

 

記憶ではなく記録に残すことにより

自分のタスクが明確にわかる

 

②「作業系」「考える系」に分類できる

リフティングスクールの場合、

「作業系」

・動画作り

・検定作り

・毎週の連絡

「考える系」

・上手な教え方

・スクールの時間の使い方

・今後の実施方針(来年以降)

 

分類することで自然と

自然といつまでに何を終わらせなければいけないのか

想像できるようになる

 

しかし想像して記憶に残すのでは忘れてしまう

そこで来るのが③

 

③毎日のタスクとそれぞれのタスクの期限が明確になる

上記のスクールの時間の使い方や上手な教え方は読書や

経験のあるコーチからの話を聞かなければわからないので

最低12週間かかる

また、今後の実施方針は来年の動きを含めたものだから

色々な知識を得てから深く考えたいので1か月くらい必要

 

これらを週毎のタスク・月毎のタスクに分類する

また体毎日やる事(やりたいこと)は誰にでもある

例えば、読書とその記録やインターン関連の作業タスク

これらを毎日のタスクにまとめる

 

この①~③の利点の結果、

見える化することによって忘れることが少なくなる

たとえ忘れていてもリストを見れば

すべてが明確に記録されている

 

To Do Listを作成することで

自分のやるべきことが明確になり

行動できるようになった

その日の自分の出来を評価でき、明日の行動につながる

たとえタスクを期日中に終わらせれなくても

次の日に回せば大丈夫

記録に残しているから忘れ去られることはない

 

 

ぼくはSurface利用者なことから

OneNoteを利用している

 

 

ということで

手帳でもパソコンでもスマホでもいいから

自分のやるべきタスクを明確にし

To Doに基づいて行動すること、おすすめです!

 

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人生を変えろ!行動する人だけが人生を変えられる!

読書記録Episode 4

結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる

藤由達蔵

 

行動できない人には

行動を阻害する思考の癖があるらしい

 

この本では

「すぐに行動できない人の10の習慣」

「10秒で行動する人の思考法」

「行動する人になる10秒マインドチェンジ」

「周りを巻き込む10秒チェンジ」

「ゴールに近づく思考と行動のコツ」

の5つの章で構成されている

 

章の題名から分かるように

悪い習慣を良い習慣に変え、

周りの人を巻き込んで人生を変える

これが全体の内容

 

最近は行動・結果系の本を読む機会が増えた。

 

結果を出すためには、

どういう行動をするべきなのか、

結果を出す人はどういう行動をしているのか、どういうマインドを持っているのかが学べる

 

もともと行動の仕方や心の持ち方が上手くて

結果を残してきた人は居ると思う

(受験とか資格試験とか)

 

逆に結果を残すのに必要なのは

行動の仕方や心の持ち方であって

誰にでもできること

 

結果を出す行動・心の持ち方を

順序よく丁寧に書き記してあった本だった

 

最近では、

僕の運営しているリフティングスクールは

毎回10人弱来るようになった

 

まだまだ上手に教えられてないし

リフティングをやらず、

違うことしかしない子もいる

(元々自由に運動する場の提供がコンセプトだったから悪いことではない)

 

リフティングを真剣にやる子やらない子にかかわらず、上手にリフティングの魅力を伝える行動やそのための心の持ち方・準備をこの本を通して再度考えることができた

 

あとはそのための行動をするだけ!

 

マイナス思考に陥りがちな時もあるから

本にあったこうできない人の10の習慣を

メモ程度に以下に書いときます

 

10の習慣というより、①の中に②〜⑩が属しているという感じ

 

①行動を阻害する癖がある

やろうと決めたことができない、

自分のやりたいことなのにできない、

そんなことが多々ある

以下に9つの癖を紹介してある

 

②自分をフリーズさせる癖がある

困難と出会った際に

「解決に向けて行動しよう」という思いと

「行動できない」という思いが対立して

フリーズ状態になってしまう

 

③心の中でストライキが起きている

脳の命令と心の間にねじれが起きている

例えば、

会社に貢献したいしようという脳に対して

こんな給料でこれだけは働かないという思い

 

④時間があれば解決できると思っている

こういう人は残り時間と

仕事を進める時間がわかっていない

限られた時間で最大の結果を発揮することが

求められているのを肝に銘じるべき

 

時間は有限、だが打つ手は無限

 

⑤自分の力だけで解決しようとする

この場合はやることが多すぎて

何をすれば良いか分からずに

問題を棚上げにしてしまうケースが多い

ヒト・モノ・カネ・知識と情報・

スキルとノウハウを活用すべき

 

⑥3つの不安でフリーズしてしまう

過去の失敗からから不安

きっと上手くいかないという未来への不安

自信の無さからくる現在の不安

 

⑦失った自信を放置する

ある事に失敗して自信を失う

そこで立ち直らず心の中で失敗を肥大化させ、次の行動をできなくなってしまう

 

⑧行き過ぎたリスクヘッジをする

どんなものにも

プラスの可能性とマイナスの危険性が備わる

マイナス思考で過度のリスクヘッジをする人は行動を抑制してしまっている

例えば、

「裏切られることを想定して、常に本心を見せない」

 

⑨二度あることは三度あるを誤解している

二回連続失敗したからまた失敗するという意味ではなく、2度も起きたことはまた起こりうるからしっかり備えておけというのが本当の意味

 

二回した失敗を分析して対応しないから3度目の失敗が来る

 

⑩まだ◯時間があると考える

時間がないと考えるよりはマシだが、

先延ばしにする人は

仕事の全体像を見渡せていないことが多い

結局先延ばしのせいで行動をしない

 

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勉強に集中する方法は?「やる気が持続する心の作り方」

読書記録Episode 3

「勉強に集中する方法-やる気が持続する、心の作り方」

 

「効率的な勉強方法」や「暗記術」

といった本は書店に山ほどある

(受験生の時そういう本が好きだった)

 

大学院進学を考えている僕はそろそろ勉強に

本腰を入れなくちゃいけない

その前に何か勉強の仕方に関する本を読もう

そう思って手に取った本

 

だいたいこういう本は「当たり前じゃん」って

内容が多い笑

この本にも少なからずそういうページはあった

でもこの本の良いところは、

 

心理学の観点から

「勉強の仕方ではなく、

勉強を継続する為の心の持ち方」をメインに

書いていること

そして、勉強だけでなく

人生の全てに当てはまること

 

だいたい要点は3つ

「マイナス思考を取り払い、健全思考を身につける」

「集中力を、持続させる意識づくり」

「仮目標をつくる」

3つとも当たり前のことだけど

「勉強を始めるにあたり必ず確認すべきこと」

もっと一般的いうと

「行動するにあたり必ず確認すべきこと」

だから本を通して再確認できてよかった

 

それでは1つ目

「マイナス思考を取り払い、健全思考を身につける」

よくあるマイナス思考は

「失敗するくらいならやらない方が良い」

「自分は勉強が苦手」

「人よりも要領がわるいんだよね」

といったもの

こういったマイナス思考を取り除く説得を

約45ページかけてしてる笑

僕が1番好きだったのは

「出来たことに注目する」

これも当たり前に聞こえるけど、

最近自分の出来た事に対して、

自分で自分を褒めたのはいつですか?って

聞かれるとたくさんは出てこないとおもう

(僕の偏見ですかね笑)

 

もっと自分のできるようになったこと・わかったことに目を向けよう

 

マイナス思考を取り払って次にすることは

健全思考を身につける

健全思考というのは

「前向きかつ、地に足のついた現実的な思考」

の事を言う

つまり、マイナス思考を取り払ったとしても、根拠のない現実的でもないプラス思考は

うまく勉強には機能しない

健全思考を身につけよう

 

2つ目は

「集中力を持続させる意識づくり」

三日坊主の対処法や

勉強に入る前の心の準備の仕方について

書かれている

 

この中で1番好きだったのは、

「脳の原則は考えたことが現実になる」

ということ

健全思考とほぼ同じ気もするが、

自分の成功してる、上手くいくイメージを持つこと

失敗のことなんて考える必要はないし、

失敗は選択であり、諦めたら失敗になり、

諦めなければ成功過程になる

とにかく上手く行くことだけを考える

(現実的な健全思考とともに)

 

3つ目は

「仮目標をつくる」

 

自分が勉強や活動するにあたり、

目標を持つこと、それが動機となり

勉強・活動を持続させる要素となる

 

そして目標を立てるもう一つの重要性が

「本当にやりたいことなのか」

わかるということ

面白そうだからやってみようとか

他の人もやってるからやってみようだと

長続きしない

本気でやりたいものなのかを考えてから

行動することが継続への近道

 

そして「仮」目標なのは変更して良いから

 

「一度決めた目標を変えるのは意思が弱い!」

そう思う人もいるかもしれない

 

それは違う

仮目標は

より現実的で自分の気持ちに従ったものに

変更するためにある(健全思考ですね)

 

そして現実的な目標はいつか達成される

(やり続ければ)

 

そしたらステップした目標を立てる

→目標が変わる

 

目標は変わりうるものだと認めて

現実的な目標を立て、達成し、成長する

そしてステップアップした目標を立てる

それが持続に繋がる

 

要点3つをまとめる

①何事も始まる前に健全思考を持て!

②自分の意思に基づいた仮目標を決めよ!

③失敗など考えず、成功だけ考えて行動せよ!

 

この本を読んで改めて

自分が大学院に関して

自分の意思に基づいた目標を考え直す日を

設けることができた

 

 

 

 

 

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あなたの20円が世界を救う?社会起業家の物語

読書記録Episode2

「20円で世界をつなぐ仕事」小暮真久

 

2冊目は社会起業家の本

社会起業家とは、

社会の抱える課題をビジネスで解決する人」

 

この本は

マッキンゼー戦略コンサルタントから転職し、

世界の食事問題を解決する事業を立ち上げた社会起業家の話

 

僕の中の「起業家」のイメージは

AppleのSteve Jobsや

FacebookのMark Zuckerbergのように

ITが関わるものというイメージだった

 

社会起業家にもIT関係があるかもしれないが

この本は違ったのでまずそこに驚いた

さらに、著者小暮真久さんの実際に行っている

ビジネスアイデアも素晴らしく、

驚き感動した

 

では少し内容を紹介

小暮さんの会社名は

Table For Two(TFT)

直訳すると二つのためのテーブルである

どんな意味なんだろうね

(もちろん下の方で説明してます笑)

 

そして、この会社のビジョン(彼の夢)は

「先進国と開発途上国の食の不均衡を解消し、両国の人々を健康にすること」である

 

先進国の抱える食の問題は

食べ過ぎによる肥満や生活習慣病であり、

開発途上国の抱える問題は

食事や栄養を十分に取ることができないこと

 

この2つの問題を同時に解決し、

世界の人が健康的な生活を送れるようにしようというビジネス

 

どうやってこんなでっかい問題を解決するのか

 

そろそろTable For Twoの意味を

分かった人もいるかも

 

Twoは二人分の食事、

Tableは食事の時に使うもの

 

つまり一回の食事で二人分の食事、

これがTable For Twoの意味!

 

まだ伝わらないと思う笑

 

「先進国の人の一回の食事で、開発途上国の人の一回の食事を与える」これがコンセプト!

 

開発途上国の人の一回分の食事は20円らしい

 

先進国で「ヘルシー料理を提供」しつつ、

普通の値段+20円することで、

開発途上国の食事代もいただくという

食事提供サービス

 

これによって先進国の食事による

肥満・生活習慣病の改善と

開発途上国の食事を提供を行うのである

 

主に会社や大学などの食堂に

導入しているらしい

 

確かに駅前で募金箱を抱えてる人のところで

財布を開いてお金を渡すよりも

自分の健康に良い食事を注文しつつ

自然と途上国の人の食事にも貢献できる方が

お金を渡しやすい気がする

そして世界の食の不均衡を改善する

 

素晴らしいアイデア!

だけど

なかなか世の中には受け入れられなかった

 

日本では

「慈善活動する団体は質素・倹約にすべき」

そんな雰囲気が他国に比べてあるらしい

 

確かに

慈善活動の人たちがお金を稼ぎまくってたら

変な感じがする

まさにこの僕の考えが日本人的だったらしい

 

アメリカの社会起業家は

たくさんの報酬を得ているらしい

それは「世界をより良くするための事業をやっている人はそれだけの報酬を得るべき、そしてその報酬で世界の抱える問題をさらに解決してほしい」という考えがあるから

 

日本でなかなか受け入れられない社会事業を

マッキンゼーで得たビジネススキルと

「世界の食の不均衡を無くす」という想いで

行動してきた小暮さんの軌跡を描いた本です

 

自分の考えに無かったものがたくさん詰まっていた

 

「あったら良い事業ではなく、

本当に必要な事業をもっと増やしていかない」と考えさせられる本でした

 

 

ちなみにこれは図書館で借りたんじゃなくて買った本だから読みたい人いたら貸せるやつ!気軽に借りてくれい!

 

最後まで読んでくれた人ありがとう!

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