前田裕二の考える読者がメモ魔になった理由:「メモの魔力」前田裕二×けんすう対談②
前田裕二の考える読者がメモ魔になった理由:
「メモの魔力」前田裕二×けんすう対談式講演②
今回は前田裕二×けんすう対談式講演②です。
前回の記事をお読みでないからは下記リンクからどうぞ↓
前田裕二×けんすう対談式講演① 二人の学生時代 - 早稲田学生日記
二人は学生時代を振り返りつつ、
「最近メモの魔力って本出しましたよね」と
けんすうさんの言葉から
話題は大ヒットのメモの魔力へ。
目次
・会場にはたくさんのメモ魔が!
「この中でメモの魔力読んだ人?」という司会者の質問に対して、
9割近くの人が手を挙げた。
公の告知がほぼ無かったマイナーなイベントを
聴衆の人たちがかぎつけた感を一気に感じた。
よく見ると周りの聴衆も机の上にはノートとボールペンが!
斜め前の人は携帯のメモ機能にメモを書きまくっている模様!
会場の9割の人が既にメモ魔となっていた。
これには前田さんもけんすうさんも驚き。
けんすうさんも
「実は僕もメモの魔力を読んでメモを取り始めました」と
前田さんに報告。けんすうさんも「メモの魔力」の影響でメモ魔となっていた。
前田さんは「ありがとうございます」と嬉しそうな表情で答えた。
「たくさんの人が僕の本を読んでくれて、しかもメモを始めてくれて嬉しいです」と言いながらも、
「やり方がわかってもやらない人っていますよね」と話を展開。
・なぜ「メモの魔力」の読者がメモ魔になれたのか
「例えば、仕事で人を動かしたい時や人を動かす立場になった人でカーネギーさんの名著『人を動かす』を読む人がいる。読む人は本の内容に納得するけど、実際に人を動かせる人間になるために本の通りに行動する人はほとんどいない。」
ふむふむ。
「これはきっとカーネギーさんの本が悪いんじゃなくて、生きていない人の本だからだと思うんですよね。カーネギーさんの本の内容は素晴らしいけど、もう亡くなってしまっていて現実味があまりないんじゃないかなって。」
ふむふむ。
「一方で僕のメモの魔力を読んだ方は、SNSで見るとかなりメモを実行している印象があるんですよ。僕とカーネギーさん何が違うのかなって考えたときに、違う点は僕は生きていて、メモを実践している姿をSNSやテレビで読者の方が見ている点なんじゃないかなって思います。」
なるほど。
確かに、亡くなってしまった人は仮想上の人物感がある。
カーネギーさんがどんな声でしゃべって、何を考えて生きていたのかは今となってはわからない。
一方で前田さんは生きていて、毎日のようにテレビ・SNS・イベントの講演で
姿を現し、メモをしている姿を見る。
実際に今回の前田さんの講演は僕にとっても二回目で現実味で溢れている。
(僕にとってけんすうさんの講演も二回目、だけどまだツイッターのアイコンイメージの方が強い笑)
そしてSHOWROOMの事業と共に、
ベストセラーの『人生の勝算』『メモの魔力』で今を活躍をしている。
今を活躍する人が薦めることは、説得力があり、現実味があり、実行しやすい。きっとこの分析もメモから生まれたんだなと感じた。
・人の抽象を自分の具体にできる人
すると、「人って料理ってみんなレシピ通りやるけど、起業のことになるとなぜかレシピ通りやらないんですよね」とけんすうさんが一言。
「それ面白いですね」とここで前田さんは携帯を片手にメモを取り始めた。
自分の講演中でもメモを取り始める、さすがメモ魔の前田さん。
メモを取りながら、
「確かに!本とか人から学んだ抽象を自分の具体で行動できたら最強ですよね」と前田さんがつぶやくと、
「それでいうと西野さんとホリエモンはかなりそれができる人ですよね」と、けんすうさん。
二人の話は中身が濃いうえにテンポが速い。
ここから話は一気に「ホリエモンの多動力がなぜ売れたか」を分析する方向へ流れていった。
(個人的にはけんすうさんの言う起業のレシピとは何かとても気になるがそれ以降の言及はなかった)
つづく
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