早稲田学生日記

大学の講義,読書,日常生活,人との関わり合いから学んだことをまとめる学習記録

勉強に集中する方法は?「やる気が持続する心の作り方」

読書記録Episode 3

「勉強に集中する方法-やる気が持続する、心の作り方」

 

「効率的な勉強方法」や「暗記術」

といった本は書店に山ほどある

(受験生の時そういう本が好きだった)

 

大学院進学を考えている僕はそろそろ勉強に

本腰を入れなくちゃいけない

その前に何か勉強の仕方に関する本を読もう

そう思って手に取った本

 

だいたいこういう本は「当たり前じゃん」って

内容が多い笑

この本にも少なからずそういうページはあった

でもこの本の良いところは、

 

心理学の観点から

「勉強の仕方ではなく、

勉強を継続する為の心の持ち方」をメインに

書いていること

そして、勉強だけでなく

人生の全てに当てはまること

 

だいたい要点は3つ

「マイナス思考を取り払い、健全思考を身につける」

「集中力を、持続させる意識づくり」

「仮目標をつくる」

3つとも当たり前のことだけど

「勉強を始めるにあたり必ず確認すべきこと」

もっと一般的いうと

「行動するにあたり必ず確認すべきこと」

だから本を通して再確認できてよかった

 

それでは1つ目

「マイナス思考を取り払い、健全思考を身につける」

よくあるマイナス思考は

「失敗するくらいならやらない方が良い」

「自分は勉強が苦手」

「人よりも要領がわるいんだよね」

といったもの

こういったマイナス思考を取り除く説得を

約45ページかけてしてる笑

僕が1番好きだったのは

「出来たことに注目する」

これも当たり前に聞こえるけど、

最近自分の出来た事に対して、

自分で自分を褒めたのはいつですか?って

聞かれるとたくさんは出てこないとおもう

(僕の偏見ですかね笑)

 

もっと自分のできるようになったこと・わかったことに目を向けよう

 

マイナス思考を取り払って次にすることは

健全思考を身につける

健全思考というのは

「前向きかつ、地に足のついた現実的な思考」

の事を言う

つまり、マイナス思考を取り払ったとしても、根拠のない現実的でもないプラス思考は

うまく勉強には機能しない

健全思考を身につけよう

 

2つ目は

「集中力を持続させる意識づくり」

三日坊主の対処法や

勉強に入る前の心の準備の仕方について

書かれている

 

この中で1番好きだったのは、

「脳の原則は考えたことが現実になる」

ということ

健全思考とほぼ同じ気もするが、

自分の成功してる、上手くいくイメージを持つこと

失敗のことなんて考える必要はないし、

失敗は選択であり、諦めたら失敗になり、

諦めなければ成功過程になる

とにかく上手く行くことだけを考える

(現実的な健全思考とともに)

 

3つ目は

「仮目標をつくる」

 

自分が勉強や活動するにあたり、

目標を持つこと、それが動機となり

勉強・活動を持続させる要素となる

 

そして目標を立てるもう一つの重要性が

「本当にやりたいことなのか」

わかるということ

面白そうだからやってみようとか

他の人もやってるからやってみようだと

長続きしない

本気でやりたいものなのかを考えてから

行動することが継続への近道

 

そして「仮」目標なのは変更して良いから

 

「一度決めた目標を変えるのは意思が弱い!」

そう思う人もいるかもしれない

 

それは違う

仮目標は

より現実的で自分の気持ちに従ったものに

変更するためにある(健全思考ですね)

 

そして現実的な目標はいつか達成される

(やり続ければ)

 

そしたらステップした目標を立てる

→目標が変わる

 

目標は変わりうるものだと認めて

現実的な目標を立て、達成し、成長する

そしてステップアップした目標を立てる

それが持続に繋がる

 

要点3つをまとめる

①何事も始まる前に健全思考を持て!

②自分の意思に基づいた仮目標を決めよ!

③失敗など考えず、成功だけ考えて行動せよ!

 

この本を読んで改めて

自分が大学院に関して

自分の意思に基づいた目標を考え直す日を

設けることができた

 

 

 

 

 

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あなたの20円が世界を救う?社会起業家の物語

読書記録Episode2

「20円で世界をつなぐ仕事」小暮真久

 

2冊目は社会起業家の本

社会起業家とは、

社会の抱える課題をビジネスで解決する人」

 

この本は

マッキンゼー戦略コンサルタントから転職し、

世界の食事問題を解決する事業を立ち上げた社会起業家の話

 

僕の中の「起業家」のイメージは

AppleのSteve Jobsや

FacebookのMark Zuckerbergのように

ITが関わるものというイメージだった

 

社会起業家にもIT関係があるかもしれないが

この本は違ったのでまずそこに驚いた

さらに、著者小暮真久さんの実際に行っている

ビジネスアイデアも素晴らしく、

驚き感動した

 

では少し内容を紹介

小暮さんの会社名は

Table For Two(TFT)

直訳すると二つのためのテーブルである

どんな意味なんだろうね

(もちろん下の方で説明してます笑)

 

そして、この会社のビジョン(彼の夢)は

「先進国と開発途上国の食の不均衡を解消し、両国の人々を健康にすること」である

 

先進国の抱える食の問題は

食べ過ぎによる肥満や生活習慣病であり、

開発途上国の抱える問題は

食事や栄養を十分に取ることができないこと

 

この2つの問題を同時に解決し、

世界の人が健康的な生活を送れるようにしようというビジネス

 

どうやってこんなでっかい問題を解決するのか

 

そろそろTable For Twoの意味を

分かった人もいるかも

 

Twoは二人分の食事、

Tableは食事の時に使うもの

 

つまり一回の食事で二人分の食事、

これがTable For Twoの意味!

 

まだ伝わらないと思う笑

 

「先進国の人の一回の食事で、開発途上国の人の一回の食事を与える」これがコンセプト!

 

開発途上国の人の一回分の食事は20円らしい

 

先進国で「ヘルシー料理を提供」しつつ、

普通の値段+20円することで、

開発途上国の食事代もいただくという

食事提供サービス

 

これによって先進国の食事による

肥満・生活習慣病の改善と

開発途上国の食事を提供を行うのである

 

主に会社や大学などの食堂に

導入しているらしい

 

確かに駅前で募金箱を抱えてる人のところで

財布を開いてお金を渡すよりも

自分の健康に良い食事を注文しつつ

自然と途上国の人の食事にも貢献できる方が

お金を渡しやすい気がする

そして世界の食の不均衡を改善する

 

素晴らしいアイデア!

だけど

なかなか世の中には受け入れられなかった

 

日本では

「慈善活動する団体は質素・倹約にすべき」

そんな雰囲気が他国に比べてあるらしい

 

確かに

慈善活動の人たちがお金を稼ぎまくってたら

変な感じがする

まさにこの僕の考えが日本人的だったらしい

 

アメリカの社会起業家は

たくさんの報酬を得ているらしい

それは「世界をより良くするための事業をやっている人はそれだけの報酬を得るべき、そしてその報酬で世界の抱える問題をさらに解決してほしい」という考えがあるから

 

日本でなかなか受け入れられない社会事業を

マッキンゼーで得たビジネススキルと

「世界の食の不均衡を無くす」という想いで

行動してきた小暮さんの軌跡を描いた本です

 

自分の考えに無かったものがたくさん詰まっていた

 

「あったら良い事業ではなく、

本当に必要な事業をもっと増やしていかない」と考えさせられる本でした

 

 

ちなみにこれは図書館で借りたんじゃなくて買った本だから読みたい人いたら貸せるやつ!気軽に借りてくれい!

 

最後まで読んでくれた人ありがとう!

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「だから、あなたも生き抜いて」: 割腹自殺・極道の妻・そして、、、

読書記録Episode1,

「だから、あなたも生き抜いて」

 

まず題名が重い!笑

この本はこの題名からわかるように

(私はこんな辛いことがあった、)だから、あなたも生き抜いて!

というメッセージが込められている本

 

どれだけ辛い、壮絶な人生だったのかを、紹介する前にこの本を手に取った理由を手短に!

手に取った理由は、たまたま見ていたYouTubeで「メンタリストのDaigo」がオススメですと紹介してたから笑

 

彼曰く、この本を読むと

「自分が情けなくなる」そうです。

大平さんの抱えた悩みに比べれば自分の人生の悩みや試練はちっぽけなもので、そんなちっぽけなものにうろたえてしまう自分が情けなく思える、そう言いたかったのかと思ってます。

 

とにかく、

読んでみようと思ってたらまさかの絶版!

安心してください、

早稲田大学の図書館には2冊ある。

他の大学はわからないけど、

Amazonにも中古で売られているみたいだから

いざとなれば買えるぞ。

 

では、内容に入ろう

誰もが知る社会問題「いじめ」

タイトルにある言葉「割腹自殺未遂」

悪さに陥った「非行少女」

この3つが大平光代さんが自分の人生を書き記した本のポイントだと思う。

(ほんとはもう一つあるけどそれは読んで確かめて欲しい!)

 

誰もが一度はいじめに何かしらの形で関わったと思う。

単純に「いじめた」「いじめられた」だけでなく、「いじめを傍観していた」を含めて。

 

僕が今まで見たり聞いたりしたいじめの中でも大平光代さんが受けたものはかなり酷いものだった。

裏切りに次ぐ裏切り、

まだ幼かった彼女は

自分で逃げ道は作れるわけもなく、

いじめに苦しみ続け

自分の居場所を見つけられず

割腹自殺を試みた。

(割腹自殺とは自分でお腹を切って死ぬこと)

 

なんとか一命を取り留めたものの

親と学校の不適切な対応で

再び学校でいじめに合い、非行少女となった。

中学生にして飲酒・喫煙に加え、薬物などなど今では考えられないものにも手を出していた。

親との縁も無くなり、

自分の居場所を求め続けた彼女が

最終的にたどり着いていた場所、

それは極道の妻だった。

(ちなみに背中にでっかな刺青もいれた)

 

そこでも自分の居場所を見つけられず、

人生に絶望していた彼女の前に現れたのは

昔優しくしてくれた父親の知り合いだった。

その人は非行少年少女を更生させる活動を

行なっていて、彼女にも救いの手を

差し伸べたのである。

 

そこから彼女は、

挫折・努力・葛藤を繰り返しつつも

徐々に更生していき、、、

 

という感じだね。

最終的に何になったのか、それは読んでからのお楽しみですね。

 

ここまで説明した

彼女の受けたいじめと彼女の心の声が

生々しく、そして伝わりやすく書かれていて、

読み手までもが苦しく涙してしまうそんな話

 

そしてその苦しみの後にある彼女の誰にも勝る努力と根性がさらに感動をよびます

 

自分の失敗なんて大したことないし、

「今後自分に起きる試練は彼女の体験に比べれば大したことない、まだまだやれる!」

そんなふうに思わせてくれる本

 

ほんとに読んでほしい

 

 

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「しゅんすけの読書記録」

今日から読書記録をブログにまとめるわ

まぁ「アプリのメモとかノートとか小学生みたいに原稿用紙に書けよ」とか

思う人もいると思うけど

色々思うこととか理由あって

ブログに読書記録を

書こうと思ったから理由を聞いて欲しい!

 

 

読書記録を始める理由は、

①10月になって読書量が半端なく増えた

 なんと10月入ってから合計で7冊!

    (今日は10/21)

 今まで月に2冊くらい図書館から

    借りた本読めば良い方だった

 だから約20日間で7冊だから

    単純に計算して3か月分の本を読んだのか

 冷静にすごいな笑 

   今までが少なかっただけか笑

 10月になってなんで

    本を読む量が増えたかというと

 「フリースタイルフットボールの

    練習時間が減ったから」

 というよりも、

 「いつも使っていた

      フリースタイルフットボールの練習場所が

    無くなった」からだね

 最近蹴れてなくて悲しいけど、

    読書が思っていたよりも楽しいから

 まぁお相子ですね

 

②どの本でどの情報を手に入れたか、何を学んだのか,何を感じたのか忘れる

 「7冊読んだだけで忘れてんじゃねぇよ!」

      みたいに思う人もいると思うけど

 残念ながら僕はそんなに覚えられない笑

 今月、一番最初に読んだ

 「だから、あなたも生き抜いて」(大平光代)は

 すごく心に響いた小説だった

 (次の記事でどんな話か書こうと思う)

 どのくらい心に響いたのかというと

 電車の中で読んでて、

    涙を流すくらい心に響いた

(まぁもともと涙もろいけど)

 そんな電車の中で涙を流してしまうくらい

    感動的な話だと感じたのにもかかわらず、

 今となればあまりストーリーを

    覚えていない笑

 自分が感動したり、共感したシーンは

   もちろん覚えてるけど、、、

 もう一つ素晴らしいと思った本

 「20円で世界をつなぐ仕事」(小暮真久)

 これは社会起業というまだ日本には少ない

    起業スタイルや事業スタイルの

 始まりと成長を著者のビジネス経験を

    加えながら書かれた本

 「こういう風に考えるのか」とか

 「アイデアを形にするの大変すぎだろ」

    とか思ったけど

 「どう考えていたのか」

   「どれだけ大変だったのか」を

     覚えていない笑

 ただ「考え方がすごかった」

  「大変そうだった」という感じで終わってる

 読んだ時の自分の気持ちを

    素直に書き留めておくのが

 一番良いなと思った

 

③だれかにも読んで欲しい!

 やっぱり自分が感動した本、

   すごい役に立つと思った本は

 誰かにも読んで欲しい!

   そしてその話をしたいと思う!

 自分の書き方じゃ作品の良さを

    表しきれないかもしれんけど

 読まれることがなかったであろう本の名前を

   誰かがこのブログで知って 

 その本が読まれれば本も嬉しいし、

   僕も嬉しいし、読んだ人にも

   何かしらいいことがあると思うんよね

 

こんな感じで3つ理由みたいなの書いたけど

とりあえず次回から前に読んだ本で

みんなに読んで欲しいと思った本を

ちょっとだけ内容を出しながら

紹介したいと思う!(映画の予告程度に笑)

 

急に思い立って「はてなブログ」登録して

書いたから(今現在時刻:夜の1時半)

全然まとまってないかもしれんけど、

最後まで読んでくれた人ありがとう!

次は

「だから、あなたも生き抜いて」(大平光代)を

紹介しまーす

 

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